2009年09月28日
秋祭り
今日は町内の秋祭りでした。
お祭りごとはこの時期になると増えてきます。
元々は収穫を祝うため、奉納のために始まったお祭りですが、梨の農家としては今年もたくさんの梨を育てることができました、ということで自然に感謝する時期でもあります。
にぎやかな祭囃子が聞こえてくるなぁと思ったら、獅子舞が自宅の前まで来てました。

少ないですがご祝儀のほうを出させてもらいました。
と、その後すぐに獅子舞をたたんで、帰ってしまいました(笑)

え〜ちょっといくらなんでも早すぎー、風情も何もあったもんじゃないよと、独りで突っ込んでしまいました・・・苦笑
お祭りごとはこの時期になると増えてきます。
元々は収穫を祝うため、奉納のために始まったお祭りですが、梨の農家としては今年もたくさんの梨を育てることができました、ということで自然に感謝する時期でもあります。
にぎやかな祭囃子が聞こえてくるなぁと思ったら、獅子舞が自宅の前まで来てました。

少ないですがご祝儀のほうを出させてもらいました。
と、その後すぐに獅子舞をたたんで、帰ってしまいました(笑)

え〜ちょっといくらなんでも早すぎー、風情も何もあったもんじゃないよと、独りで突っ込んでしまいました・・・苦笑
2009年09月26日
新興梨販売開始
さて、ものすごく慌しかった7,8月を終え、梨農家にもようやく少し余裕がでてきました。
今年もまた全国の皆さんにたくさん加賀梨の魅力を知ってもらうことができました。
梨の王道を行く、幸水・豊水は終了しましたが、続いて「新興」という梨を青空フルーツ園から出荷しております。
この新興という梨はあまり広くは知られてないのですが、晩生梨の一種で加賀では9月〜11月にかけて収穫される梨です。幸水・豊水と比べ、大きい実をつけ、表面はややスベっとしているのが特徴です。
その大きな実には果肉と果汁がぎっしりと詰まっております。
糖度も平均13度と甘く、酸味のバランス絶妙です。
また新興梨は保存が利く梨で、うまくすれば2月ごろまで保存が可能です。保存方法も簡単で、新聞紙に包み、冷蔵庫で保存するだけでOKです。野菜室があればなお良いです。
冬になっても梨が楽しめるのはちょっと意外かもしれませんね。
というわけでそんな加賀の新興梨をよろしくお願いします!
→新興梨の販売ページ
今年もまた全国の皆さんにたくさん加賀梨の魅力を知ってもらうことができました。
梨の王道を行く、幸水・豊水は終了しましたが、続いて「新興」という梨を青空フルーツ園から出荷しております。
この新興という梨はあまり広くは知られてないのですが、晩生梨の一種で加賀では9月〜11月にかけて収穫される梨です。幸水・豊水と比べ、大きい実をつけ、表面はややスベっとしているのが特徴です。
その大きな実には果肉と果汁がぎっしりと詰まっております。
糖度も平均13度と甘く、酸味のバランス絶妙です。
また新興梨は保存が利く梨で、うまくすれば2月ごろまで保存が可能です。保存方法も簡単で、新聞紙に包み、冷蔵庫で保存するだけでOKです。野菜室があればなお良いです。
冬になっても梨が楽しめるのはちょっと意外かもしれませんね。
というわけでそんな加賀の新興梨をよろしくお願いします!
→新興梨の販売ページ
2009年09月24日
2009年09月11日
2009年09月04日
ちょっとまじめな梨の話
梨農家の朝は早い。
5時起き。まだあたりは薄暗い。
加賀梨は、朝採りの新鮮なものを選別して、形も色も美味しそうなものだけを出荷します。けれども、中身は開いて食べて初めて、甘い・甘くない、美味しい・美味しくない、ジューシーだと判ります。
当たり外れもあります。吟味しているつもりですが、一個一個全部開いて食べるわけにはいきません。もし外れのときは、ごめんなさいデス。「経験と勘」に頼るしかないのです。
肥料もタップリやって、手塩にかけて世話をしているにも関わらず、雨が異常に多いとか、日照不足とか、自然の力を前にしては、うまく立ち行かないこともあります。天候は死活問題なのです。その上、台風や強風が来ればほぼ壊滅状態になります。1年間何をしてきたかわからないことだってあります。こんなことを思うとやはり人間は生かされているんだなと思ったりもします。
梨栽培は天候に左右されるある種“博打性”のある仕事です。なので農業にしても、漁業にしても、やりたがらない傾向があるのだと思います。
ここ奥谷梨団地でも年々後継者不足で困っています。若い跡継ぎがいない。本当は若いパワーで次につなげていって欲しい分野なのですが・・・(先日ニュースでやっていた若い美人海女さんのような方、もっといてもいいはず!)
今流行の“パソコンなお仕事”もかっこいいと思いますが、泥臭い仕事もまた独特のかっこよさがあります。私もモニターを前に仕事をすることもありますが、体を動かして仕事をしたときの達成感もまた格別です(両方できるハイテク農家っていう響きもいいかな)
それはさておき、「食」は人間の活動の源となるものです。まったく無くなってしまっては困る仕事です。誰かがやらないといけません。
梨生育は北上しており、今後15年くらいで確実に生産は難しくなると、石川県農業試験場研究者は指摘しています。おいしい梨も今のうち食べておかないと食べれなくなるかもしれません。
言いたいことをうまく言い切れているか不安ですが、最近の所感を綴ってみました。
駄文失礼いたしました。
5時起き。まだあたりは薄暗い。
加賀梨は、朝採りの新鮮なものを選別して、形も色も美味しそうなものだけを出荷します。けれども、中身は開いて食べて初めて、甘い・甘くない、美味しい・美味しくない、ジューシーだと判ります。
当たり外れもあります。吟味しているつもりですが、一個一個全部開いて食べるわけにはいきません。もし外れのときは、ごめんなさいデス。「経験と勘」に頼るしかないのです。
肥料もタップリやって、手塩にかけて世話をしているにも関わらず、雨が異常に多いとか、日照不足とか、自然の力を前にしては、うまく立ち行かないこともあります。天候は死活問題なのです。その上、台風や強風が来ればほぼ壊滅状態になります。1年間何をしてきたかわからないことだってあります。こんなことを思うとやはり人間は生かされているんだなと思ったりもします。
梨栽培は天候に左右されるある種“博打性”のある仕事です。なので農業にしても、漁業にしても、やりたがらない傾向があるのだと思います。
ここ奥谷梨団地でも年々後継者不足で困っています。若い跡継ぎがいない。本当は若いパワーで次につなげていって欲しい分野なのですが・・・(先日ニュースでやっていた若い美人海女さんのような方、もっといてもいいはず!)
今流行の“パソコンなお仕事”もかっこいいと思いますが、泥臭い仕事もまた独特のかっこよさがあります。私もモニターを前に仕事をすることもありますが、体を動かして仕事をしたときの達成感もまた格別です(両方できるハイテク農家っていう響きもいいかな)
それはさておき、「食」は人間の活動の源となるものです。まったく無くなってしまっては困る仕事です。誰かがやらないといけません。
梨生育は北上しており、今後15年くらいで確実に生産は難しくなると、石川県農業試験場研究者は指摘しています。おいしい梨も今のうち食べておかないと食べれなくなるかもしれません。
言いたいことをうまく言い切れているか不安ですが、最近の所感を綴ってみました。
駄文失礼いたしました。
2009年09月03日